汚れや皮脂により毛穴が詰まっていると、トニックや育毛剤の浸透が妨げられるだけでなく、炎症やフケ、さらには脱毛の原因になってしまいます。若ハゲ候補生脱出指令の第一歩は頭皮(スキャルプ)を清潔に保つことが大切なのです。意外と毛髪や頭皮の健康管理がおろそかになっている人が多いようです。頭皮や抜け毛の状態は常に変化しています。
健康な皮膚の条件は「う・な・は・た・け」が大切です。
「う」 は「潤い」の「う」。「な」は「滑らか」の「な」。「は」は「張り」の「は」。「た」は「弾力」の「た」。「け」は「血色」または「血行」の「け」です。
「うるおい」と「滑らかさ」は角質層の水分と油(脂)分の量で決まります。健康な皮膚の水分量は16〜20%。汗腺からの適度な汗と皮脂腺からの皮脂が混じった脂肪膜によって保たれています。
「張り」と「弾力」は真皮の膠原線維と弾力繊維が関係し、紫外線に当たるとこの繊維細胞をつくる素の繊維芽細胞が正しく働らかなくなってしまいます。
また頭皮が硬くなると血行にも影響を与えます。血行が良ければ皮膚に十分な栄養が行き届き、細胞の働きも良くなってきます。
毛穴の部分もきれいに窪んでいて、頭皮も艶やかで、血管が見える位の状態が健康な毛穴環境と言えます。このような状態になっていれば育毛剤、発毛促進剤の吸収もスムーズに行われるようになってきます。
頭皮について
肌の表面は、少し古くなるとたえず上の方から古い肌が脂に混じって剥がれておちていきます。頭の場合は太い毛が密生していることと、皮脂腺が発達しているため、古い頭皮と脂が混じってたまり、これらはフケとなります。
このフケが多くなり、たまると、酸化したり腐敗して軽い炎症を起こし、カユミがしだいに強くなります。かゆいので無理にひっかいたりすると炎症はひどくなり、脂漏性湿疹やひ糠性湿疹になることがあります。
これらを防ぐためにシャンプーを行い、清潔にしておくことが大切ですが、シャンプー剤が合わないと、毛穴の周りは皮脂がとれずに白く固まりになって皮膚表面は薄く白い角片が魚のウロコのようになっていることがあります。
頭皮のタイプ
頭皮の皮脂の分泌が多くなって脂肪膜が厚くなればベタベタし、不足すればカサカサしてきます。これらの状態により普通肌(ノーマルスキン)、乾燥肌(ドライスキン)、脂性肌(オイリースキン)というように分けています。しかし同じ部位でも気候、精神状態、睡眠、食事などの状態により潤い、滑らかさ、弾力などは変化しています。
シャンプーをして1日後、カサツキが感じられるようであれば乾性頭皮。ベットリとするようであれば。これらの中間であれば普通というように分類し、さらにフケが目立ってくるようであればと言い、灰白色のフケがサラサラ落ちてくるようであれば乾性のフケ、湿ったフケでひっかくと爪にねばりついてくるような脂性のフケというように分類しています。 夏にむけてもお試しください。
脱毛開始のサイン
健康な頭皮は適度な潤いや滑らかさ、張り、弾力があり、血液循環が良い状態ですが、これらの状態が崩れると異常が起こってきます。
・フケの異常発生
正常な生理状態ではフケと脱毛の因果関係はありませんが、フケの異常発生の場合は脱毛の前兆サインとなります。フケは 単に不潔にしているからだけでなく、シャンプーの回数不足、性ホルモンのアンバランス、貧血や胃腸障害、精神的疲労、脂肪の摂り過ぎによる代謝異常、ビタミン不足、精神的不安定、アトピーやアレルギー、生活環境などにより異常に発生することがあります。
・頭皮の突っ張り
頭皮を摘んでみて、パンと張っていて摘めないような状態は、血行不良を起こしやすく、他の部分より髪の毛の成長が妨げられやすいといえます。
・頭皮の黄褐色化
日本人の場合は少し白っぽい状態が正常で、黄褐色や炎症が起きて赤みをおびている部分は、皮膚の生理機能が低下しているため、頭髪が細くなりやすい傾向があります。
・反応性充血速度
頭皮を指で強く数秒間押し、指を離したらすぐに赤っぽくなれば血液循環は良いと言えますが、白っぽい状態が長く続くようであれば、血液循環は良くないと言えます。
・毛孔周辺の異常
毛孔に皮脂が詰まってベタついたり、光っていたり、逆に乾燥してカサカサしたり、艶が無い状態は健康な頭皮とは言えません。毛孔から皮脂の固まりが出ていたり、頭髪の周りに皮脂がくっついているような場合は要注意です。
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